インバウンドマーケティングで顧客を営業に変える
インターネットの普及により注目を集めているインバウンドマーケティングですが、闇雲に情報発信をしても効果は少なく、従来の企業側からの情報発信手法となんら変わるところがなくなってしまいます。消費者が購買に至るまではいくつかのプロセスに分かれており、各プロセスに応じた適切な情報発信が肝心です。
まずは「認知」してもらうことから始まります。優れた商品でも世に知られなければ売れることはありません。ブログやSNSなどで情報発信し、興味を持ってもらうことからスタートです。次に「調査・検討」です。興味を持った消費者は自分にとって有益な商品かを見定める必要がありますから、商品の詳細を知らせる手段を確立しておかなければなりません。
自社商品のみが調査されていると考えてはならず、必ず「比較」されていることを念頭に置きましょう。使用例の動画や使用者の感想などを準備しておけば、他社製品と比較して自分により相応しいのはどちらかを検討することができ、最終的には選択してもらえます。
購入した消費者にリピートしてもらったり、新たな顧客を読んでもらえるよう感想を書いてもらうなど、受注拡大の道筋も立てておきましょう。購入者自身に企業の営業担当となってもらうわけです。